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平成19年度入試英語
スペース

問題の作成に当たっては、教室でのスピーチや、電子メールとそれについての会話文、環境保護についての文章など、形式、題材ともに様々なものを取り上げるように配慮するとともに、中学校における基本的な指導事項に留意しつつ、「聞くこと」、「話すこと」、「読むこと」、「書くこと」の四領域の調和がとれるように配慮しました。特に、次のような力をみることに留意しました。
○ 英語の情報を的確に聞き取る力
○ 英語に関する基本的な力
○ 英文の内容を正しくとらえ、その内容に関して英語で表現する力
○ 自分の考えをまとめて英語で表現する力
○ 長文の要旨をつかむ力
問題の総数は、昨年度と同じであります。問題の難易に関しては、基礎的・基本的事項を問う問題から、まとまった分量の英文を書く問題、英文の内容を正確に読み取る問題まで、幅広く出題しました。その結果、正答率については、80%を超えるものが5問ある一方で、20%未満のものもありました。平均点は、100点満点で52.2点となり、昨年度の平均点を2.7点上回りました。

問題内容

〔1〕放送を聞いて答える問題です。おおむねよくできており、全体の正答率は63.3%でした。(1)は、短い英文と、それに関する質問を聞いて、答えを選ぶ問題です。示された絵の中から答えを選ぶ問題は特によくできており、1の問題では、正答率が95%を超えました。(2)は、2人の対話と、それに関する質問を聞いて、答えを選ぶ問題です。多くの情報の中から、必要な情報を的確に聞き取る力が求められています。(3)は、教室でのスピーチを聞いて、その内容をまとめる問題です。正確に聞き取り、内容を整理する力が求められています。B、Dはよくできていましたが、Gの問題では「ギターを送る」という部分を聞き取れなかった解答が目立ち、正答率は低くなりました。
〔2〕海外からの電子メールと、その内容に関する対話文を読んで、設問に答える問題です。語法、語順などの基本的な英語力や、文脈に合った英文を選ぶ力などをみることをねらいとしました。全体の正答率は59.0%でした。(1)で疑問詞を選択する問題では正答率が81.9%となりました。これは、前後関係を理解して適切な疑問詞を選択できたものと考えられます。(2)の語形変化問題では、well の語尾にer をつけて比較級にするものが誤答として目立ちました。(4)で適切な表現を選択する問題では正答率が71.6%となりました。前後関係から、状況に合った適切な表現を選択することができたものと考えられます。(5)は、“that” の内容を書く問題ですが、正答率は37.0%と低くなりました。具体的内容を表す箇所の一部を答えたり、代名詞をそのまま日本語にして答えるものが目立ちました。
〔3〕コンピュータという身近なテーマについて、自分の考えを英語で表現する問題です。参考として提示した図表中の英語をそのまま用いるものが目立ちました。伝えたい内容を正確に伝えるには、細かい点にも注意して書く必要があります。ある程度のまとまった分量の英語が書けるようにするとともに、暗唱した英文など、模範となる英語をもとにして、自分の考えを表現できるようにすることが大切です。また、単に文を並べるだけでなく、全体としてまとまりのある文章を書くことが望まれます。
〔4〕長文読解総合問題です。英文の内容を正確に読み取ったり、英語の質問に英語で答えたりする力をみることをねらいとしました。全体の正答率は、44.9%でした。内容を読み取る問題では、文中の具体例を答える(4)の正答率は64.5%となりました。日常生活でよく用いられる慣用表現が身についていることから、具体例を答えることができたものと考えられます。一方、“them”の内容を書く(5)の問題は正答率が低くなりました。話の流れにそって、重要な語句に着目しながら英文を読み、具体的な内容をとらえていくことが大切です。また、(7)の英問英答問題でも、正答率はBでは20.4%となりました。疑問詞に注目して、何をどう答えるべきかを考える必要があります。

平成19年度学力検査の概況はこちらからご覧下さい。⇒  

 

対策

英語の学習では、基礎的・基本的事項の定着を図るとともに、文脈にそって英文の内容を正しく読み取る能力や、相手の意向や必要な情報を的確にとらえ、自分の考えを正しく伝える能力の育成に努めることが重要です。また、場面に応じたふさわしい表現ができるよう指導することも求められます。
そのためには、正しい語の知識や、語順などの文法知識も不可欠ですので、これらを習得させるように心がける必要があります。

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